先日、「希望のかけ箸」、「ふくしま木守り(こもり)の色えんぴつ」などの生みの親、磐城高箸さんを訪ねました。
いわき市田人地区にある、廃校になった小学校の校舎を活用して、地域の方にも親しんでもらえる施設を運営されています。
レトロな木造校舎と周りの風景が素敵なので、コスプレの写真を撮りに来るツアーがあったり、お馬様が校庭の草刈りをしつつの1日乗馬クラブになったりと、社長のアイデアは尽きることを知りません。
この気持ちの良い空間で、「ふくしま木守り(こもり)の色えんぴつ」は生まれました。(「希望のかけ箸」は川の端にあった旧社屋で生まれております)
「職員室」「職人室」、某大手飲料メーカー風ベンチなど、随所に社長の遊び心が仕込まれています。今までに手掛けた作品もずらりと並べられて壮観でした。
震災で休校となり、そのまま廃校になってしまったという小学校ですが、大きくなった子どもたちが遊びに来た時にうれしいだろうと、なるべく当時飾られていた絵や地図など懐かしいものを、そのまま飾っているやさしさも…。
あと、この校舎の中にテナントで入っていらっしゃる「めだかの学校」のmoegiさん。その名の通り、珍しいのもほのぼの種類のもたくさん、メダカを飼育しつつ販売もしたりして。面白い方々の宝庫となっています。
こちらが新製品企画を次々に生み出す髙橋社長。震災をそのアイデアと突破力で乗り越えてきたご苦労を、これまでに様々伺っていましたが、今は柔和な笑顔で我々を出迎えてくれました。
そんな髙橋社長の思いがたっぷりと詰まった、えんぴつや割り箸の数々、これからも紹介させていただこうと強く思った旅でした。
(学校裏にある河原は、それはそれは気持ちの良いところ。)
磐城高箸さんの商品