日本の森林のお話

木づかいで日本の森の再生を!

日本は国土の約7割が森林という、「森と木と緑」の国。
杉やヒノキなどの木の多くが植えられてから50年以上がたち
いままさに、使うのに適した時期を迎えていますがそれがあまり使われていません。
でも暮らしの中に木は必要なので、外国から木材を輸入しています。
このアンバランスさは日本独特の現象です。

これは戦後の復興期に、木材が不足して外国の木を使い始めたためその流通経路が確立されていることと日本の木を出すための林業が担い手不足で、なかなか思うように木を伐って来られないなど様々な理由があります。

世界では森林の減少が問題となっているのに、日本では使われない木がたくさんあるのです。

様々な理由を乗り越えて日本の木を適正に使っていけば、世界の森林減少に貢献できます。

そしてその時に大切なのは、大事に長く使うこと。
持続可能な使い方をすることが求められます。

いくらたくさん森に木があるからと言って無駄に使えば、人々の経済活動は環境を破壊してしまう力を持っています。

だからこそ、デザイン性、機能性、快適性に優れた木づかい製品を世に送り出すことが必要なのだと、私たちは考えています。

木と森の恵み、その良さを体感していただき、子どもから大人まで、全ての人が木との関わりを深め、森を木づかう心を育んでいく。

その持続可能な社会への第一歩を、この「木づかいショップ」が後押ししていきます。 

私たちの活動については、こちらのサイトをご覧ください。

「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals—SDGs)」

SDGsは、20159月に国連本部で開催された「持続可能な開発サミット」で採択された、「我々の社会を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」。このアジェンダの中で、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標が揚げられました。

これが17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals—SDGs)」です。世界をより良く変えるための2030年に向けたマスタープランと言えます

「木づかいショップ」は、SDGsの17の目標のうち、以下にコミットします。

12 つくる責任 つかう責任

日本の木で、安全・安心な材料を使用している、顔の見える作り手の製品を紹介しています。

15 陸の豊かさも守ろう

「木づかい」で、日本の森の循環を促し、木製品による炭素の固定で気候変動対策に貢献します。

また、これらのグッズの売り上げの一部は「緑の募金」の使途限定募金に寄付されます。

※この募金は、東日本大震災復興事業として、被災地の防災林等の森林整備、居住地域や学校周辺の緑化、および間伐材等による日用品の寄贈などに使われます。